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- 性病を放置した場合のリスク
こんなお気持ちではないですか?
- 症状は軽いから、そのうち治るかな?
- 仕事が忙しくて病院に行く時間がない
- 恥ずかしくて病院に行けない
- パートナーに言いづらいから、様子を見たい…
- パートナーが感染した、症状がないから自分は大丈夫…
こんな気持ちになることは誰にでもあります。しかし、性病を放置することで、自分だけでなくパートナーにも深刻な影響を与える可能性があります。
性病を放置するとどうなるのか
症状が悪化する可能性
性病を放置すると、時間の経過とともに症状が悪化することがあります。初期は軽い症状でも、放置することでより進行する可能性があります。
※症状の悪化と進行には個人差がありますが、放置することで治療が難しくなるケースも少なくありません。
男性の場合の進行例
初期には尿道の軽い痛みや違和感から始まりますが、放置すると尿道炎が悪化し、排尿時の強い痛みや膿が出るようになります。さらに進行すると、精巣上体炎や前立腺炎を引き起こし、高熱や下腹部の強い痛みが現れることもあります。
女性の場合の進行例
初期にはおりものの軽い変化や外陰部の軽いかゆみ程度ですが、放置すると子宮頸管炎や骨盤内炎症性疾患(PID)へと進行します。PIGに進行すると、下腹部の強い痛みや発熱、不正出血などの症状が現れます。さらに重症化すると、卵管の炎症により不妊症や子宮外妊娠のリスクが高まります。
パートナーや周囲への感染拡大
性病を知らずに放置していると、パートナーに感染させてしまう可能性があります。特に無症状の場合、知らないうちに感染を広げてしまうことがあります。
一度治療してもパートナーが感染したままだと、お互いに感染し合う「ピンポン感染」が起こることも注意が必要です。
性病は自分一人の問題ではなく、パートナーも含めた問題として考える必要があります。
不妊症のリスク
不妊症は、適切な時期に治療を受けていれば防げた可能性もあります。将来的に子どもを望む方は特に注意が必要です。
男性の場合
クラミジアや淋菌などの感染症が精巣上体炎を引き起こし、精子の通り道である精管が炎症で詰まることがあります。これにより精子が正常に排出されなくなり、不妊の原因となる可能性があります。
女性の場合
クラミジアや淋菌が骨盤内炎症性疾患(PID)を引き起こし、卵管に炎症や瘢痕(はんこん)が生じると、卵子が子宮に到達できなくなることがあります。また、卵管が部分的に塞がると、受精卵が卵管内に留まり、子宮外妊娠のリスクも高まります。
妊婦と胎児への影響
妊娠中に性病にかかっていると、赤ちゃんにも影響を与える可能性があります。多くの性病は妊娠中でも安全に治療できます。
出産時の感染
クラミジアや淋病、ヘルペスなどに感染している状態で出産すると、赤ちゃんが産道を通過する際に感染することがあります。これにより、新生児の結膜炎や肺炎などの症状を引き起こす可能性があります。
妊娠合併症のリスク
性病によっては早産や低出生体重児のリスクが高まるものもあります。特に梅毒は胎盤を通じて胎児に感染し、流産や死産、先天性梅毒の原因となることがあります。
他の病気との関連
性病を放置することで、他の感染症にかかるリスクが高まることもあります。特にHIV(エイズウイルス)の感染リスクが上昇することが知られています。性器ヘルペスや梅毒などの性病があると、皮膚や粘膜に傷や炎症が生じ、HIVが体内に侵入しやすくなります。また、性病によって免疫システムが弱まることで、他の感染症にもかかりやすくなります。
主な性病と放置した場合の具体的なリスク
クラミジア
男性 | 尿道炎、精巣上体炎、前立腺炎、不妊症 |
---|---|
女性 | 子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、不妊症、子宮外妊娠 |
淋病
男性 | 尿道炎、精巣上体炎、前立腺炎、不妊症 |
---|---|
女性 | 子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、不妊症、子宮外妊娠 |
マイコプラズマ・ウレアプラズマ
男性 | 尿道炎、精巣上体炎、不妊症 |
---|---|
女性 | 子宮頸管炎、骨盤内炎症性疾患、不妊症 |
トリコモナス症
男性 | 尿道炎、前立腺炎 |
---|---|
女性 | 腟炎、膀胱炎、他の性感染症にかかりやすくなる |
性病の症状がないからといって安心できない理由
多くの性病は症状が出ないまま進行することがあります。
クラミジア | 女性の約70%、男性の約50%が無症状 |
---|---|
淋病 | 女性の多くは無症状、男性も軽症で気づかないこともある |
マイコプラズマ・ ウレアプラズマ |
男女ともに症状が出ないことが多い |
トリコモナス症 | 男性は特に症状が出にくい |
「症状がないから大丈夫」という考えは危険です。
症状がなくても体内では感染が続いており、パートナーへの感染や合併症のリスクは変わりません。
早期発見・早期治療の重要性
性病は早期に発見し、適切な治療を受けることが重要です。
早期治療のメリット
- 症状の早期改善
- 合併症のリスク低減
- パートナーへの感染予防
- 治療期間の短縮
- 将来の不妊リスクの低減
多くの性病は、適切な抗生物質や抗ウイルス薬で治療可能です。治療は通常、入院や手術が必要なことはほとんどなく、外来でおこなわれます。
よくある質問
症状がなくなったら治ったと考えていいですか?
いいえ。症状がなくなっても体内に病原体が残っていることがあります。必ず医師の指示通りに最後まで治療を続け、治癒の確認をすることが大切です。
パートナーに症状がなければ、治療は必要ないですか?
パートナーに症状がなくても感染している可能性があります。多くの性病は無症状でも感染していることがあるため、パートナーも同時に検査・治療を受けることをお勧めします。
性病の検査は恥ずかしくないですか?
性病の検査は、できもの以外は尿、うがい液、血液でわかるものが多いです。またできものの診療につきましても、プライバシーに配慮した環境でおこなわれますので、安心して受けることができます。
性病の治療は長期間かかりますか?
多くの細菌性の性病(クラミジア、淋病など)は1〜2週間程度の抗生物質治療で改善します。ウイルス性の性病(ヘルペスなど)は完全に排除することは難しいですが、症状をコントロールすることが可能です。
性病にかかったことがある場合、再発しやすいですか?
性病自体が再発するわけではありませんが、新たな性交渉により再び感染する可能性はあります。適切な予防と定期的な検査が大切です。
東梅田泌尿器科では、専門医による性感染症の検査・治療をおこなっています
プライバシーに配慮した環境で、泌尿器科専門医が丁寧に診察いたします。
当院の特徴
- 完全個室での診察でプライバシーを厳守
- 迅速な検査結果と丁寧な説明(当日結果をお伝え)←削除
- 明確な治療計画の提案
- パートナーとの同時受診も可能
- 再発防止のためのアドバイス
性病は早期発見・早期治療が重要です。「もしかして?」と思ったら、お一人で悩まずにお早めにご相談ください。症状がなくても、心当たりがある場合は検査をおすすめします。東梅田泌尿器科では、患者さまお一人ひとりに合わせた適切な治療で、安心できるようサポートいたしますので、お気軽にご相談ください。