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クラミジアとは?
最も一般的な性病・性感染症
クラミジアとは、クラミジア・トラコマティスに感染することで起こる性病・性感染症(STD)です。
最も一般的な性病・性感染症と言われていて、ほとんどの方が症状を感じないという特徴があります。
そのため、気づかないうちにパートナーへうつしてしまうことがあり、女性の場合は子宮外妊娠や不妊症の原因となるので注意が必要です。
感染力の強い性病・性感染症
クラミジアは感染力の強い性病・性感染症とされていて、1回のセックスでの感染率は約半数以上と言われています。
クラミジアになるとHIVなどの他の性病・性感染症のリスクが高まり、喉に感染して咽喉クラミジアになると完治までに時間がかかりますので、少しでもおかしいと思われた時はすぐに受診して早期発見・早期治療をはかるようにしましょう。
クラミジアの症状は?
主な症状
- 尿道のかゆみ・不快感
- 尿道から膿が出る
- 睾丸の腫れ
- 白っぽいおりものが出る
- 性交時痛
- 下腹部の痛み
- 重い生理痛
- 不正出血
など
男性の場合
尿道に症状が現れやすいのが特徴で、尿道のかゆみ、不快感、排尿時痛などが生じます。
そのほか尿道から膿が出ることもあり、量は少なく、色は透明でさらさらしています。
起床時に下着に膿が付いていることもあります。
女性の場合
子宮頸管に感染することで炎症を起こし、おりものの異常のほか、性交時痛や下腹部の違和感、生理痛が重くなる、不正出血などの症状が現れます。
クラミジアの検査は?
検査のタイミング
クラミジアの潜伏期間は1〜2週間ですが、高感度の検査法で行うため、感染の機会からすぐに受けられます。
検査方法
当院では核酸増幅法でおこなっています。男性は尿(かならず初尿からとってください)、女性は膣のおりものの検査、のどへの感染はうがい液で検査します。
検査結果については、午前診察の方(10〜13時)は当日16:00以降、午後診察の方(16〜20時)は翌日10時以降となります。
※午後診療のない日は翌診療日となりますのでご注意下さい。
クラミジアの治療は?
抗生剤の内服(1〜7日)による治療を行います
薬を服用すれば通常1〜2週間でなおりますが、不完全治癒の可能性もあり治療後3週間後に再検査を受ける必要があります。